書籍

Euro-Rock Press Vol.002

特集

インタビュー

ライヴ・レポート

インフォメーション

書籍情報

アルバム・レビュー

To The Power Of Three / 3
To The Power Of Three・・エマーソン、レイク&パウエル解体後に、エマーソンがもう一人の元ELP、カール・パーマーと共に立ち上げたのがこの3。・・エイジアやGTRと同様、ポップ化、商業主義に走ったとして旧来のファンからは評判の悪い3だが、確かにエイジア路線を狙おうというレーベル側の意図は見えるものの、メロディックなロックとして捉えれば、これは中々の好作品だ。・・ 高山直之 より引用 p12

Visions / Aether
Visions・・強豪格闘家とシンフォニック・バンドがネズミ算式に現れる底なし沼、ブラジル。「またか」と辟易するリスナーも多かろうが、このアルバムは絶対に買いである。・・ゲストのヴァイオリンを加えた⑫⑭は、サグラドの新譜が出ない今、シンフォニック・リスナーがまさに飢餓感を抱いているサウンド。・・ 三輪岳志 より引用 p22

Excalibur / Alan Simon
Excalibur・・ケルトの幻想絵巻を素材に、コンポーザーのアラン・サイモンなる人物がトラッド界の大物ミュージシャンを集めて作り上げたトータル・アルバム。・・ 内田哲雄 より引用 p27

M,A,R, Et Coeur Comme Coeur / Albert Marcoeur
M,A,R, Et Coeur Comme Coeur・・アルベール・マルクールは最初期からヘンリー・カウ主催のRIOの配給に名を連ねていたにもかかわらず、どうしても暗いのや集団を好んでしまう日本人の嗜好から外れてしまい、あまり評価が高くない・・作風としては同じフランスのZNRのジョセフ・ラセイユの音楽性に近く、室内楽とシャンソンの要素を併合したもので、特に本作は楽曲ごとの完成度がかなり高い。・・ 川辺敬祐 より引用 p6

Pockets On Fire / Anna Ryder
Pockets On Fire・・ヨーク出身の女性ソングライターで、ピアノ、ギターそして管楽器を自在に操る才女。・・ジョニ・ミッシェルやスザンヌ・ヴェガあたりを思わせる作風だが、英国的としかいいようのないくぐもった旋律が胸を打つ。・・ 内田哲雄 より引用 p26

Musical Witchcraft / Attila Kollar
Musical Witchcraft・・SOLARISのフルート奏者がバロック・クラシカル・ロックに挑戦した力作だ。・・バッハに肉迫するバロックの荘厳な世界観を、フルートの絶妙な表現力で組み立て、美しさと密度の濃い緊張感で練り上げている。その冴えた演奏センスと曲の運び方はお見事と言う他ない。・・ 伊藤政則 より引用 p4

Nexus (BJH) / Barclay James Harvest
Nexus (BJH)・・オリジナル・キーボーディストのウーリー・ウォルステンホルムが復帰。・・ベース、ドラムにはそれぞれ新メンバーの名が。内容は新曲+過去の名曲の新録。ウーリーの雄大なキーボードによりシンフォニックな響きが戻ったが、一方でレスのポップ・センスが欠けた穴も大きい。・・ 高山直之 より引用 p10

Under A Violet Moon / Blackmore`s Night
Under A Violet Moon・・中世/ルネサンス音楽を演奏すべくリッチーが立ち上げた宿願のプロジェクトもこれで2作目。探求はより広義のアコースティック/トラディッショナル・ミュージックに及び、楽想は東欧やトルコまで亘る。・・ 高山直之 より引用 p26

Not The Future I Ordered / Blue Shift
Not The Future I Ordered・・YESやGENTLE GIANTの影響下にある、ときにCATHEDRALやENGLANDあたりにも通じるような、いかにもアメリカらしい明るさと豪快さを併せ持ったサウンドを特徴とするグループである。・・ 宮坂聖一 より引用 p23

Debon / Brast Burn
Debon・・76年に発売された日本のバンドの作品をイタリアのレーベルが98年にCD化したもの。近頃の私達が見失ってしまった原初の音楽衝動に満ちあふれた作品といえる。・・音的にはファウストなどの影響もある様でジャーマン・サイケ風だが単なる物真似に終わっておらず本家よりジャーマン・サイケと言っても過言ではない。・・ 細田茂美 より引用 p7

Encore / Brian Auger And Julie Tippetts
Encore・・'60年代末に共演を重ねた2人が'78年に再会を果たした記念碑的な内容である。サウンド的にはOBLIVION EXPRESSの延長線上にあり、同バンドの曲の再録も含まれている。・・カヴァー曲が多いが、ジャズ・ロック、AOR的な凝ったアレンジになっていて、さわやかなサウンドといえるだろう。・・ 宮坂聖一 より引用 p13

Fools Meeting / Carol Grimes And Delivery
Fools Meeting・・後々ソフト・マシーン、マッチング・モウル、・・ゴングという泣く子、じゃなかった泣くカンタベリーフリークスも黙るバンドのメンバーとなる末恐ろしい男たちがズラリ。・・ 高見博史 より引用 p4

Dead Air For Radios / Chroma Key
Dead Air For Radios・・DREAM THEATERの元キーボーディスト、ケヴィンムーアのプロジェクト作。・・彼が影響を受けたというR・ウォーターズやP・ゲイブリエルのソロ作に通じるような、現実認識と、歌重視ながらプログレッシヴな要素を盛り込んだアヴァン・ポップ。・・ 高山直之 より引用 p20

Jabberwocky / Clive Nolan & Oliver Wakeman
Jabberwocky・・冒険の語り、そしてキーボードオーケストレーションを聴いた瞬間から思わず笑みが浮かぶだろう。英国プログレの仕事師、Clive NolanがRick Wakemanの初期作品への尊敬と憧憬の念をこめて作った一大スペクタクル・シンフォである。・・ 宮坂聖一 より引用 p20

An Outcast Of The Islands / Colin Bass
An Outcast Of The Islands・・CAMELのベーシスト、コリン・ベースの初ソロ作。・・A・ラティマーや先のツアーに同行したドラマー、D・スチュワートも参加し、その音の感触は驚く程CAMELに近い。・・「Nude」を彷彿とさせる逸品だと思う。・・ 高山直之 より引用 p21

Strange New Flesh / Colosseum 2
Strange New Flesh・・当時、COLOSSEUMの再活動と喜んだファン達を良い意味で見事に裏切ったとの事らしく、その圧倒的な迄と言えるスリルと興奮に満ちたインター・プレイの妙技は同じ名にして別物と言って良い。タイトル通り、ブリティッシュ・ロックとフュージョン型ジャズ・ロックの融合はアメリカ産の音とは一線を画した奇妙で新しいサウンドと言える。・・ 村上常博 より引用 p14

First Utterance / Comus
First Utterance・・COMUSというだけあって、彼らの音楽はどこかのアングラ(死語!?)劇団のバック・ミュージックみたいなんだな。ほら、まぶたを閉じると、何やら叫んでいる白装束の姿が…見えてこない?美しい音楽なんだけど、やっぱりどこかしらルナティックなのだ。・・ 高見博史 より引用 p15

The Creeping Vine / Cyan
The Creeping Vine・・サイアンはR・リードのソロ・プロジェクトである。・・とにかく1作目の出来が良すぎて、ある意味で損をしている。本作もヴォーカルの比重が大きく、よりポピュラーになってしまったが、やはりアレンジや旋律には相応のものがある。・・ 三輪岳志 より引用 p20

Dead Bees On A Cake / David Sylvian
Dead Bees On A Cake・・音の職人達によるジャズ・フレイヴァー香る静謐な内省風景という作風はファースト・ソロからのものだが、東洋色等、聴き取れる微かな変化には一人の人間の歩みが綴られている。意匠を凝らした音の工芸品。・・ 高山直之 より引用 p12

Me `Zalc`h Ennon Ur Fulenn Aour / Denez Prigent
Me `Zalc`h Ennon Ur Fulenn Aour・・現代リズム/音響を大胆に導入しての冒険作。・・圧倒的な存在感で切り込むハーディー・ガーディー(ヴァランタン・クラストリオ!!)の織り成す世界と、それらに負けない冷気と緊迫感を持つ歌唱は、ただのかっぱらい屋には望み得ない強度に満ちている。傑作!・・ 中西暢久 より引用 p29

Masquerade / Dreams Of Sanity
Masquerade・・ツイン女性voの片割れが脱退し6人編成となっての2作目。ゴシック・メタルというよりは日本のプログレ・ハードに近い音像とオペラティックな世界観は更に誇張されており、voハーモニーも裏技・ダブル録りで難なくフォロー。大仰なオーケストレーションの嵐はテル・シンがゴシック化したようでもあり、走ればスターレス状態に。・・ 中島俊也 より引用 p7

Duncan Browne / Duncan Browne
Duncan Browne・・フォークから派生したブリティッシュ・ポップのカルト的アーティスト。デビュー作が近年ソフト・ロックのサイドから支持を受けて注目されているが、それに続くこの2作目も負けず劣らずの好作品である。アコ・ギとピアノ、そしてジェントルなダンカンのホンワカ声が聞こえてくるとその場で空気が一変します。・・ 内田哲雄 より引用 p15

A Part And Yet Apart / Earthworks
A Part And Yet Apart・・Bruford以外のメンバーはすべて入れ替わっているが、管1本+ピアノ・トリオという基本的な編成は不変。より本格的なジャズ志向を強めている近年のBrufordの活動を反映したサウンドとなっており、ジャズ・アルバムとしては、インター・プレイを中心とした美しい、オーソドックスなサウンドとなっている。・・ 宮坂聖一 より引用 p12

Ravvivando / Faust
Ravvivando・・インダストリアルな響きを感じさせていた「Faust Wakes Nosferatu」と違い、浮遊感/トリップ感のある重厚なサウンド、往年のファンにも納得の出来る最新作だ。・・内ジャケットの俳句の引用といい、日本公演の経験等が、現在の路線にフィードバックされたようである。・・ Chihiro S より引用 p7

In Ogni Luogo / Finisterre
In Ogni Luogo・・フルート・フロントの叙情派バンドからフルートが抜け、やりたい放題やったら、極めて聴きごたえのある秀作ができあがった。想起させるバンドでいえば、②はドラムを入れた明るいヤクラ・・・・ 三輪岳志 より引用 p22

Raingods With Zippos / Fish
Raingods With Zippos・・レーベルをRoadrunnerに移し心機一転の勝負作。・・前作に続いての登場のスティーヴ・ウィルソン(PORCUPINE TREE、NO-MAN)の存在に注目したい。・・相変わらず濃い芸風の歌との相性は良く、気がみなぎり、楽曲の印象も強い。正に会心の一撃だ。・・ 中島俊也 より引用 p4

Black On White / Freedom
Black On White・・フリーダム結成直後、まだ元プロコル・ハルムのメンバーが2人在籍していて、4人組だった'68年に、カンヌ映画祭に出店予定の(カルト=アングラ)映画(「Black On White」)用の音楽として書かれたナンバーが、メンバーも知らぬ間にイタリア国内のみで、限定版として出されたという、いわく付きのLPだ。・・ 高見博史 より引用 p15

Vedergallningen / Garmarna
Vedergallningen・・会心の作と評された前作をも凌駕するパワフルさで最高作と言ってしまってもよい出来栄えである。ザクザクと刻むリフとディストーション・フィドルが所狭しと暴れ回るオープニング・ナンバーをはいじめとして強烈無比な楽曲がズラリ。・・ 内田哲雄 より引用 p5

In Spite Of Harry`s Toenail / Gnidrolog
In Spite Of Harry`s Toenail・・このアルバムこそ知られざるブリティッシュ'70s B級名盤なのだ。この暗さと重さはクリムゾンの影がちらつくが、むしろヴァーティゴやネオン・レーベルの影といった方が早いか。叙情的な部分とヘヴィな部分をうまく使い分けた曲構成も見事。・・ 高見博史 より引用 p14

Gordian Knot / Gordian Knot
Gordian Knot・・元CYNICのSean Maioneのプロジェクト・・Seanのスティック、ベース、キーボードを中心に時にゆるやかに、時に激しく、まさに変幻自在に展開されるテクニカル・ジャズ・ロック志向のサウンドは、・・BRAND XあるいはWEATHER REPORTのファンにも必らずや受け入れられると確信する。・・ 宮坂聖一 より引用 p20

Methane / Hardscore
Methane・・久しく鳴りをひそめていたベルギー系チェンバーだが、これは驚異の出来。・・基本はザッパ系。8人編成の内、4人がキーボードを担当して、多彩な音色をフルに生かしたオーケストレーションは極度の完成度を誇る。・・ 中西暢久 より引用 p6

Karelia Visa / Hedningarna
Karelia Visa・・新たに新顔のアニータが加入してフィンランドのツイン女性ヴォーカル編成が戻った。今回はフィンランドのロシア国境エリア、カレリナを題材にしたシリアスなコンセプト・アルバム。・・ズッシリと重い演奏と鬼気迫るヴォーカルに終始圧倒されっぱなしだ。・・ 内田哲雄 より引用 p5

Festa Dos Deuses / Hermeto Pascoal
Festa Dos Deuses・・ブラジルのマルチ・インストゥルメント・プレイヤーにして作曲家。一言でいえばChick Coreaあたりにも通じるラテン・ジャズ・ロックということになるだろうが、テクニカルでありながらなおユーモア感覚を忘れない作曲、女性ヴォーカル、変拍子の嵐、スリリングな管などプログレ・ファンも狂喜乱舞するような要素がすべてつまっている。・・ 宮坂聖一 より引用 p5

Bara Tamago Sosei Roku Sofia / J. A. Seazer
Bara Tamago Sosei Roku Sofia・・「天使創造すなわち光」に続くJ.A.シーザー・オリジナル合唱組曲第2弾。数曲が劇場版「少女革命ウテナ」に使用されるとのことだが、サントラというよりは<シーザーのアルバム>なのは前作同様だ。・・ヘヴィな押しのみならずダウナーで妖美なサイケデリック、中世風、それこそシンフォニックまでアレンジ、スケール共圧巻。・・ 中島俊也 より引用 p8

Passe Avant / Jacqui Mcshee`s Pentangle
Passe Avant・・フェアポートと並ぶ英フォークの重鎮、ペンタングルが生まれ変わった。・・サウンドもこれまでの頑ななまでにドライなモダン・ジャズ演奏から脱却し、シンセをフューチュアしたり、ポップな曲があったりと、従来とは大幅な変化を遂げているのである。・・ 内田哲雄 より引用 p26

The Services Of Mary Goode / Janison Edge
The Services Of Mary Goode・・英国の新人としては極めて高水準の内容を誇る。ややポンプ色はあるものの、GENESIS、PENDRAGONあるいはIQあたりの系譜をつぐ正統派シンフォニック・ロック・バンドといえるだろう・・女性ヴォーカリストのSue Elementを中心に、伝統的なイディオムをモダンなサウンドにまで昇華している。・・ 宮坂聖一 より引用 p23

Tableau No2 / Jean Pierre Alarcen
Tableau No2・・元サンドローズのギタリスト、J・P・アラルサンの最新ソロ。20年前の「タブロウ1」の続編である。全5曲、75分強の冷徹なシンフォニーが壮大なSF大作のごとく迫り来る。・・何をやってもいいという、ロックが本来持つダイナミズムを見事に具現化した1枚である。・・ 三輪岳志 より引用 p21

Looking Into Light / Joanne Hogg
Looking Into Light・・ケルティック・ロック・バンドとしてすっかりステイタスを固めた感のあるIONA。その看板女性シンガー、ジョアンヌ・ホッグがその名をジョアンナと改めてリリースしたソロ・アルバム。内容はまさに王道を行くケルティック・サウンド満載で、IONAのヴォーカル・パートをを前面に押し出したような高水準の楽曲が並ぶ。・・ケルト・ポップ・ファンならずとも必聴。・・ 内田哲雄 より引用 p5

Streetnoise / Julie Driscoll Brian Auger And The Trinity
Streetnoise・・真なるブリティッシュ・ロックとは何かを語りかける歴史的名作。内から湧き出る表現力を究極の形で組み立てた珠玉の美しさを誇っている。・・ 伊藤政則 より引用 p4

Aqui / Julieta Venegas
Aqui・・コケティッシュなポップ感覚と醒めた歌唱、そして凝ったアレンジで<アルゼンチンのトーリ・エイモス>の異名をとった女性シンガーのデビュー作。・・いわゆる<プログレがかったシンガー物>としてはかなり上位に位置する作品。・・ 内田哲雄 より引用 p28

Esoptron / Kenso
Esoptron・・シンフォニック・ジャズ・ロックの雄KENSO 8年振りのスタジオ新作。ある程度予想はしていたが、サバス系リフやタル風フルートまで飛び出し(驚)完全に<ロック化>している。これがケンソー!?でもやはりケンソー、異様にカッコイイんだな。凝りまくった上での疾走感等、従来の色も残しつつ、押し引き全ての面で生き生きとしている。・・ 中島俊也 より引用 p8

Queen Of The Ocean / Lana Lane
Queen Of The Ocean・・日本のファンに捧げられた、オリジナル・アルバムとしては4枚目となる本作では、より芳醇な音の波がまさしく大海を漂うがごとく、聴く者を包む。・・ 高山直之 より引用 p20

Desde Casa / Lito Vitale
Desde Casa・・アルゼンチンのトップ・シンフォニック・バンド、ミアの中心人物であったリト・ヴィターレの新譜が登場。・・この作品では多重録音に生楽器を織り交ぜた叙情派のシンフォニック・ロックを奏でている。胸が熱くなる情熱的なメロディ、リリカルなフルートや哀愁を誘うバンドネオン、そしてカラフルなリトのキーボード・ワーク。<南米>という言葉から考えられうる最良質のサウンドがここにある。・・ 内田哲雄 より引用 p22

Homo Homini Lupus / Locanda Delle Fate
Homo Homini Lupus・・'70年代のイタリアン・ロック・グループの中で確実に5指に入る人気グループであったロッカンダが何と再編され、ニュー・アルバムをリリースした。・・'70年代の曲と同様、VeveyとGaviglioの作曲ということもあり、ロッカンダ然として、キラキラとしたイタリアン・サウンドは健在で、大きな話題となりそうだ。・・ 山崎尚洋 より引用 p5

Ravenchild / Maddy Prior
Ravenchild・・元カジャ・グー・グーのニック・ベッグスをはじめとする新旧IONAのメンバーがこぞって参加、深みのある楽曲にカラフルな彩りを添えている。・・感動を呼ぶドラマティックな展開にトラッドのテイストが絶妙にブレンド。組曲形式の曲まであってシンフォ・ファンも狂喜乱舞間違いなし。・・ 内田哲雄 より引用 p26

Trilhas And Temas Vol. 3 / Marcus Viana
Trilhas And Temas Vol. 3・・クラシック色、民族色、ニュー・エイジ色、児童音楽色が強く、聴き手を落涙させることに主眼が置かれている。・・ 三輪岳志 より引用 p22

Balvvoslatjn / Mari Boine
Balvvoslatjn・・その呪術的歌唱でヨーロッパ・トラッド・シーンの最注目株の1人であるノルウェー、サーミ出身の女性MARI BOINEの新作。・・前作のLive盤がかなり外向きのパワーに漲った作風だったのに対し、本作ではエネルギーがMARI BOINE本人のヴォーカルの内面に集約された感が有る。・・ 川辺敬祐 より引用 p29

Greatest Show On Earth / Martin Darvill And Friends
Greatest Show On Earth・・バンド、MOONを率いるMartin Darvillを中心とした一大プロジェクト作。・・基本的にはMOONの演奏で、人類を総括しかねない壮大なテーマに基づく、SFテイストを加味したvo重視のメロディック・シンフォである。・・ 中島俊也 より引用 p21

Funny Valentine / Massacre
Funny Valentine・・誰もが「まさか」と思ったマサカの新譜だ。実に17年ぶりの快挙。あのフレッド・フリスが渡米してビル・ラズウェルと結成した伝説のトリオが再結成されたのだ。・・オリジナル・マサカの超人的なリズム・コントロールとは対照的に明快なビートに乗って繰り広げられる最高のロック・インプロヴィゼーション。味わい深し。・・ 坂本理 より引用 p6

Meav / Meav
Meav・・このMEAVはアイルランドきっての美麗なコーラス・ユニット、アヌーイで活躍していた実力派。クラシック畑で実績を積んでいただけあって、一聴でリスナーを虜にするだけの魅力溢れる美声を聴かせてくれる。・・ 内田哲雄 より引用 p27

Guitars / Mike Oldfield
Guitars・・その都度時代の手法と技術を取り入れた「Tubular Bells」シリーズが、彼の生の里程標なら、ケルト、ブルーズ、ハード等様々な要素を鏤めながら、どれもが彼の音に収斂するギター・インストの本作は、彼の生の断面集。・・ 高山直之 より引用 p11

Moving Hearts / Moving Hearts
Moving Hearts・・ドーナル・ラニーの、<リズム的に凝ったアイルランド・チューンにドラムを加える>というアイディアにクリスティー・ムーアが賛同して出来たグループがムーヴィング・ハーツだ。・・アイリッシュ・ジャズ・ロックとでも言うべきインストの③、⑥は、もはやプログレだ。・・ Chihiro S より引用 p26

The Bartok Album / Muzsikas
The Bartok Album・・地元の大作曲家ベラ・バルトークの楽曲および彼が収集したフォーク・ミュージックをネイティヴな形で再現することを試みた意欲的な作品だ。ヴァイオリンとコントラバスが作り出すスピーディなアンサンブル、そしてマールタの歌声。<名人>のみが作りうる素晴らしい世界に聴き手はただうっとりと聞き惚れるのみである。・・ 内田哲雄 より引用 p28

Mystic Healer / Mystic Healer
Mystic Healer・・米プログレ・ハードの代表格として活躍を続けてきたマルチ・キーボード・プレイヤー、マーク・マンゴールド。その彼がシンガーにトッド・ゴーギャンを迎えて結成した新たなるメロディアス・ハード・ロック・バンドがこのミスティック・ヒーラー。各曲必ず哀愁をおびたフックがあり、まさにゴールドマン節健在といった所か。・・ 金子祐 より引用 p19

The Clever Use Of Shadows / Nathan Mahl
The Clever Use Of Shadows・・ジェントル・ジャイアントもビックリの変幻自在のリズムに直線的な疾走感を加えたような高水準のアルバムを残し、マニアックなシンフォ・ファンを驚かせたカナダのバンド。・・ハイ・テンションながらもスカッとヌケの良いテクニカル・シンフォはHAPPY THE MANの2作目あたりと比べても何ら遜色がない。・・ 内田哲雄 より引用 p22

Spiral Words / O Terco
Spiral Words・・30年選手、オ・テルソの最新譜。・・曲はアダルト・コンテンポラリー、フュージョン、ハード・エッジ・ギターによるクロスオーヴァー・サウンドが主体で、南米シンフォニック・バンドがキャリア後期に到達するパターンの典型である。・・ 三輪岳志 より引用 p22

Pablo El Enterrador 2 / Pablo El Enterrador
Pablo El Enterrador 2・・アルゼンチン・シンフォニックの別格的存在パブロの新作である。メンバーも不動。音色もあのままで、ギミックの疑いが入り込む余地もないバリバリのニュー・アルバムである。・・ 三輪岳志 より引用 p22

Beat The Drum / Pallas
Beat The Drum・・タイトル曲の冒頭部で引き込まれ、9曲目で足腰が立たなくなった。・・キレのあるメロディック/シンフォニックで、ところどころに斬り込んでいる生ピアノが秀逸。ポンプ経由のハード・ポップだが、曲によって悲壮感がただごとでなく、あらぬ盛り上がりも見せる。とにかく9曲目。・・ 三輪岳志 より引用 p20

Strangling From Within / Peccatum
Strangling From Within・・EMPERORのIhsahnによるソロ・プロジェクト。・・もちろん暴虐的で破壊的なサウンドが中心だが、ブラック・メタルという制約がない分だけ、よりシンフォニック・ロックに接近したドラマティックなサウンドとなっている。・・ 宮坂聖一 より引用 p6

This / Peter Hammill
This・・VDGGを想起させる冒頭の"Unrehearsed"に驚かされるが、以降は選び抜かれた音の上を時に荒々しく、時に女性的なPeterの歌声が響きわたる。・・クライマックスはもはや彼岸を思わせる"The Light Continent"だろう。・・ 宮坂聖一 より引用 p10

3 Distances Irregular Signs / Priam
3 Distances Irregular Signs・・フランスのインスト・サウンドというとマグマ周辺の特殊な例外を除いてなんかナヨナヨした、ドライヴ感にかける演奏を想像しがち。しかしこのバンドはひと味違う。目まぐるしく変化するリズムに爽快なギター・ソロ。何より自然に演奏を楽しんでいる様は日本のKENSOやアメリカのHAPPY THE MANあたりを彷彿とさせるほど。・・ 内田哲雄 より引用 p23

Shine On Brightly / Procol Harum
Shine On Brightly・・これこそが古き良き英国の香りを湛えたブリティッシュ・ロックのヴィンテージたり得る一枚である。・・ 高山直之 より引用 p14

Procol Harum / Procol Harum
Procol Harum・・今思えば彼らにとって”青い影”の空前のヒットは、かえって誤解を生む要因となってしまったようだ。あまりにもこの曲の印象が強過ぎたため、どうもアルバムが正当に評価されていない嫌いがあるのだ。・・ 高見博史 より引用 p14

Quantum Jump / Quantum Jump
Quantum Jump・・たぶんメンバーにジョン・ペリーやルパート・ハインなんていう人達がいなかったら、誰にも注目されることのないバンドであり、アルバムだろう。今聴いても少々サウンドに中途半端さを感じる。・・B面あたりになって、やっとブリティッシュ・ジャズ・ロックからカンタベリー系の音に遭遇出来てホッとさせられる。・・ 高見博史 より引用 p15

Reale Accademia Di Musica / Reale Accademia Di Musica
Reale Accademia Di Musica・・F・トロイアーニのキーボードが光る名バンド。・・一般的には、いわば生ピアノ・シンフォニックとでもいうべき2曲目の評価が高く、このバンドの名声を不動のものとしている。・・ 三輪岳志 より引用 p21

Spartacus / Rumblin` Orchestra
Spartacus・・「スパルタカスの乱」を題材としたトータル・アルバム。演奏はといえばクラシカル・ロックのド傑作。・・これぞシンフォニック・ロックの理想型という音であり、Wakemanの「No Earthly Connection」を百倍かっこよくし、Emersonがやり残したことを全部やりましたという印象。・・ 宮坂聖一 より引用 p19

Reality / Second Hand
Reality・・英国アンダーグラウンド・シーンが盛りを迎えようとしていた'60年末に咲いた徒花ともいうべき存在がこのSECOND HANDだ。・・Ken Elliottのキーボードが素晴らしく、その才能はCHILLUMを経てSEVENTH WAVEとして開花する。・・ 宮坂聖一 より引用 p15

Rojstvo Idola / Sedmina
Rojstvo Idola・・音楽性の本質はトラッドと言うよりはアーソドックスなフォークであるが、その男女2人の歌声から漂うミステリアスなオーラは、あらゆる類似する存在を遠ざける特異な陰りを内包している。・・ 川辺敬祐 より引用 p28

Killandra / Shine Dion
Killandra・・BLACKMORES NIGHTと同じコンセプトを持つノルウェーの2人組。・・自然の風景やその中の霊性、妖精物語、昔語りへの愛着。バックにはヴァイオリン、フルート、メロトロン、キーボード奏者等が参加、古えとモダンの融合という点でも共通している。・・ 高山直之 より引用 p26

Nostradamus Book Of Prophecies / Solaris
Nostradamus Book Of Prophecies・・ハンガリーの巨星、待望の新作は、予想に違わぬ圧倒的完成度であった。カミソリのようなフルート、天まで駆けのぼるシンセサイザー、空間を切り裂くギター、ハンガリー・ステートオペラなどから投入した声楽隊、それらがあるときは突出し、あるときはからみあい、素晴らしいダイナミズムで眼前に迫る。・・ 三輪岳志 より引用 p5

The Words That Remain / Solas
The Words That Remain・・カナダの名ホイッスル奏者、シェーマス・イーガン率いる新進バンド。前2作で<アルタンに迫る若手グループ>との高い評価を受けたが、この最新作ではヴォルテイジがさらに上昇、物凄いテンションである。・・ 内田哲雄 より引用 p27

Marine / Soledonna
Marine・・当グループはヘクトール・ザズーのコルシカ・ポリフォニーもので歌っていた女性Patrizia Poliを中心にした3人組女性コーラス・グループ。本作ではザズー絡み時代のニュー・エイジ的曖昧な音処理を一切廃し、全編完全アコースティックによる絶妙のアンサンブルをバックに、限り無き悲哀を秘めたコルシカの歌をタンゴ的軽やかさに包んで提示して見せる。・・ 川辺敬祐 より引用 p28

Ceremony / Spooky Tooth
Ceremony・・この徹底した違和感は、ストレンジ系が好きなヒトにとってはたまらないだろう。しかし、異種格闘技によくあるように、ここまで交わらないと、かえってある種の面白さを見い出してしまうものだ。・・アンリならやはり「Orphee」と「Le Voyage」がベスト。本作はあくまでも<実験作>の範ちゅうにある。・・ 高見博史 より引用 p14

Something For The Weekend / Stackridge
Something For The Weekend・・再生ボタンを押した瞬間からどこをどう取っても'70年代のあの英国。ビートルズの影響を受けた美しいコーラスとメロディ、牧歌的な雰囲気、高い演奏力、漂うユーモア。隅から隅まで唯一無比のスタックリッジである。・・ 宮坂聖一 より引用 p12

Darktown / Steve Hackett
Darktown・・純粋なオリジナル作品としては'93年の「Guitar Noir」以来となる。全体としてはその[Guitar ~」の延長上にあるダークなゴシック的音空間。そこに今日的な手法とアコースティックの爪弾きや得意の奏法等による彼独特の美意識が織り込まれている。・・ 高山直之 より引用 p4

From The Witchwood / Strawbs
From The Witchwood・・Rick Wakemanが参加していることで知られているが、本作はトラッド系のサウンドからポップ・サウンドへ方向性を転換しょうと模索していた時期のアルバムにあたる。派手さはないが、Dave Cousinsのぬくもりのあるヴォーカルを中心とした端正な演奏を楽しむことができる。・・ 宮坂聖一 より引用 p13

Sounding Land / Susan Graham White
Sounding Land・・70sブリティッシュ・フォークに引けを取らない素晴らしいアルバムを残して消えたアメリカのフィーメイル・フォーク・デュオ、ヘーゼルウッド。その片割れであるスーザンが3枚目となる最新作を発表した。これが掛け値無しの名作。叙情的な旋律を幾重にも重ねながらドラマティックに盛り上がるチューンなどはヘーゼルウッドのスピリットをしっかりと受け継ぎ、さらにカラフルになっている。・・ 内田哲雄 より引用 p27

Living In Fear / Tempest
Living In Fear・・1stのダークな色合いが後退し、その為かオリーの持ち込んだポップ要素が強まり、とても聴きやすいブリティッシュ・ハード・ロックの王道を行った作品と成っている。シンセやエフェクター類を多用するなどスタジオ・ワーク的部分も色濃く出ており聴き所も多く1stに勝るとも劣らぬ内容である。・・ 村上常博 より引用 p14

Tempest / Tempest
Tempest・・イギリスきっての名ドラマー、ジョン・ハイズマンがコロシアムに在籍時に秘かに想い描いていた理想像的フォーマットを実践したのがこのTEMPEST。ジャズの即興性と緊張感、そしてハード・ロックの躍動感の融合を下地にしたジャズ・ロックの新しい発展型と言えば良いだろうか。・・ 村上常博 より引用 p14

The Endless Basis / Terra Rosa
The Endless Basis・・80年代ジャパン・メタル・シーンの様式美代表のデビュー作が、やっと再発になる。・・日本人ならではのレインボー大好き具合を、いくらかJap`sプログレ風味で料理した独特のハード・ロックは、今聴いても、絶対に日本語詞で良かった...と思う。・・ラストの”もの岩”の仕上がりが素晴しい。・・ 奥村祐司 より引用 p8

Lake Of Sorrow / The Sins Of Thy Beloved
Lake Of Sorrow・・ノルウェイ出身7人組みゴシック・バンドの(恐らく)1st。デス声の長い呻きに、ゲスト参加のヴァイオリンが絡むという嫌な体勢で始まるが、次第におねーちゃんのvoがメインになっていくのでご安心を。・・ 川上史郎 より引用 p7

Tomorrow / Tomorrow
Tomorrow・・イエスのスティーヴ・ハウが在籍していたなどということは、本作に限って、あまり重要ではない。'60年中期~後期のサイケ/ビート・ミュージック・シーンにあって、ピンク・フロイド、ソフト・マシーンなどと共にクラブを沸かしたバンドのひとつとして、今も根強いファンを持つバンドなのだ。・・ 高見博史 より引用 p13

Painted Rock / Tunnels
Painted Rock・・ソロ「タンネルズ」の成果に余程の自信があったのだろう、パーシー・ジョーンズがブランドXを離れて結成した新バンドは前作のメンバーそのままの編成を復活させたものだった。・・ブラッフォードとモエラン・ゴングのいいとこどり?ブランドX脱退が正解だったと確信させる程の充実作。・・ 中西暢久 より引用 p6

El Greco / Vangelis
El Greco・・表現主義の先駆ともされるこの画家の名作「聖ペテロ」を本国のアテネ美術館で獲得するための運動の一環として制作されたという本作は、自身ギリシャを代表する芸術家の一人となった彼の音楽独特の叙情性が画家の世界と呼応し、重厚かつ荘厳な響きに満ちている。・・ 高山直之 より引用 p10

Honer-Tokend / Vikki Clayton
Honer-Tokend・・フェアポート・コンヴェンションのフェスティヴァルでも堂々とレギュラーをつとめるヴィッキィが、人知れずリリースしていた2作目。いわゆる<英フォーク女性ヴォーカル物>の傑作というやつで、トラッドの重厚さを持ちながらも温もりのあるしっとりとした歌唱が魅力の素敵な作品。・・ 内田哲雄 より引用 p26

Walrus / Walrus
Walrus・・英国のクセありブラス・ロック・バンドというと、WEB、SAMURAIそれにALAN BOWN、BRAINCHILDあたりか。・・そういったバンドの中にあってWALRUS唯一のアルバムも忘れることの出来ない1枚である。さすがブリティッシュ産だけあって、同じブラス物でも、どんよりとよどんだサウンドだ。・・ 高見博史 より引用 p15

Balkanatolia / Yıldız Ibrahimova
Balkanatolia・・ついにブルガリア・トラッド界からアヴァンギャルドな指向を持った強烈な歌手を発見した。あのイヴォ・パパゾフまで加わったジャズ・ロック的なバック・バンドを従え、特殊唱法を交えた貫禄たっぷりのヴォーカリゼーションでバルカン各地のトラッド・ソングを異化させるそのサウンドはイヴォ・パパゾフの諸作以上にこちら向き。・・ 川辺敬祐 より引用 p29

Jurang Pemisah / Yockie/Chrisye
Jurang Pemisah・・問題の(笑)GODBLESSのキーボード奏者YOCKIEが、恐らくヴォーカリストのCHRISYEを迎えて制作したアルバム。サントラとの説もあるが定かではない。ユーゴの廃盤みたいなジャケットだが、内容はこれが意外なまでにシンフォニックな歌もの。・・ 中島俊也 より引用 p23


アルバム検索

基本データで探す


アーティストで探す


音楽性で探す


ジャケットで探す


書籍検索

メンバーで探す


バンドで探す


基本データで探す


記事で探す