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ストレンジ・デイズ No.027

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A / Jethro Tull
A・・マーティン・バレ、デイヴ・ペッグに加え、本作に参加しているのが、ちょうどUKが解散した直後のエディ・ジョブソンと、ジョブソンの友人でもあるアメリカ人セッション・ドラマー、マーク・クレイニーである。どちらかといえばテクノロジー指向とは対極にあったエヴァン、パーマー組とは対照的に、シンセサなどを多用するモダンさが持ち味のジョブソンだけに、ここで聴かれるサウンドにも、非常にシェイプアップされたスタイルへの変化をもたらしている。・・ 鮎沢裕之 より引用 p112

Minstrel In The Gallery / Jethro Tull
Minstrel In The Gallery・・トルバドールをイメージしたようなジャケットもそうだが、アヴァンギャルドながらより内省性を深めた歌詞、あるいはいつになくアコースティックなアレンジメントなどを含め、77年の『神秘の森』以降、より顕著になっていくトラッド回帰路線の萌芽を感じさせるところもあり、決して見逃すことのできない作品といえるだろう。・・ 鮎沢裕之 より引用 p109

War Child / Jethro Tull
War Child・・もともと映画のサントラとグループのアルバムの二枚が企画されていたらしい。しかし、映画が頓挫して結局このアルバムに集約される形となったわけだが、なるほどジャケットも映画のワンシーンから飛び出してきたように見える。映画は二人の役者が神と悪魔に扮して、身近にある天国と地獄を描くというものだったというが、アルバム全体も人間の持つ野心や攻撃性をテーマとしたものとなっている。・・ 大鷹俊一 より引用 p109

A Passion Play / Jethro Tull
A Passion Play・・テーマ・メロディが反復されて終わる『ジェラルド~』に比べ、徹頭徹尾展開しっぱなしで終わってしまう不安感などもあるのだが、個々のシークエンスの練り上げ方は前作を確実に上回るものである。タルの、というよりもあらゆるプログレッシヴ・ロックの中でも極北的な一枚と言っていいだろう。・・ 鮎沢裕之 より引用 p108

Thick As A Brick / Jethro Tull
Thick As A Brick・・ジェスロ・タルにとって一大転機となる実に重要な作品というだけでなく、ロックの歴史という大河ドラマにおいても大きな意味を持っている。それは、一つにAB面を通して一曲という大曲指向であること。そして、少年の詩を基に繰り広げられるコンセプト・アルバムであること。さらには、ジャケット・デザインが8ページからなる新聞に包まれているということである。・・ 後藤秀樹 より引用 p107

Aqualung / Jethro Tull
Aqualung・・アメリカのチャートでもトップ10以内にランクされ、世界的な成功を収めるきっかけとなった71年リリースの通算四作目。・・ジェスロ・タルでまず一枚といえば本作、と断言して差し支えないだろうか。サウンド面でも前作からゲスト的に参加していたキーボードのジョン・エヴァンが正式に加入、これまでの泥臭いブルース/ジャズ/フォーク風味を残しつつも、より多彩で自由度の高い、プログレッシヴなサウンドへと進化しているのが印象的である。・・ 鮎沢裕之 より引用 p107

Benefit / Jethro Tull
Benefit・・やや中途半端といった印象の否めないアルバムだ。けれども、きたるべき黄金期に向けて、タルが様々な可能性を取りこみ、試行錯誤を重ねていたさまがうかがえるのは興味深い。ただでさえ渋い雰囲気をもったタルの作品群のなかでもとりわけ地味なアルバムではあるが、よく聴くと様々な趣向が凝らされているのだ。・・ 立川芳雄 より引用 p107

Stand Up / Jethro Tull
Stand Up・・オリジナル盤の、ダブル・ジャケットを開くとオヤジたちが立ち上がるのを手にしたときの得した気分が今でも忘れられない。ロックってとてもシリアスなもんだけど、でもそれと同じくらい、遊び心が重要なことを教えてくれた一枚だ。・・ 大鷹俊一 より引用 p106

This Was / Jethro Tull
This Was・・ジェスロ・タルの記念すべきファースト・アルバム。一曲目のタイトル「日曜日の印象」がそのまま邦題になった。・・後年、幅広い音楽性を展開するタルもそのスタートは英国ブルース・シーンに名を残すわけだが、英プレスではブルース・バンドがジャズへ接近したと紹介された。それは、イアン・アンダーソンのフルートの導入によるものだが、他のブルース・バンドとの明確な差別化を生むことになる。・・ 後藤秀樹 より引用 p105


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