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UK Progressive Rock Mainstream

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アルバム・レビュー

Private Parts And Pieces / Anthony Phillips
Private Parts And Pieces・・アンソニー・フィリップスのライフ・ワークとなる作品集の記念すべき第1作。・・派手さは無いが、アコースティック楽器のソフトな質感で美しいメロディを奏で、安らぎを与えるインストゥルメンタル・アルバムに仕上げられている。・・ 松崎正秀 より引用 p35

Sides / Anthony Phillips
Sides・・バンド的なアンサンブルを重視したアルバム制作がなされており、アナログでのSide1はポップな趣の楽曲、そしてSide2はプログレッシヴ・ロックな雰囲気の楽曲で構成されている。・・ 松崎正秀 より引用 p35

Wise After The Event / Anthony Phillips
Wise After The Event・・前作の流れを汲み、クラシックやトラッドをベースとし、マザーグースを想わせるイギリス的なファンタジー・ストーリーを歌詞として組み合わせ、独特な音世界を築いている。・・ 松崎正秀 より引用 p35

The Geese And The Ghost / Anthony Phillips
The Geese And The Ghost・・フィリップスの12弦ギターを中心にフルート、ヴァイオリン、チェロ、リュートなどのアコースティツク楽器によりトラッド・フォークの影響下にある繊細で美しいサウンドを聴かせる。・・ 松崎正秀 より引用 p35

Alpha / Asia
Alpha・・前作の延長線上にありながらも楽曲のシンフォニックさやドラマティックな部分はより強調されており、バンドとしての完成度が高まっている。・・ 松崎正秀 より引用 p72

Asia / Asia
Asia・・メンバーが在籍していたそれぞれのバンド特有の大作は一切無く、全てがポップかつスリムに4~5分にまとめ上げられ、卓越したテクニックとアレンジに裏打ちされた楽曲はこれまでのプログレの概念を打ち破った。・・ 松崎正秀 より引用 p72

Bluebell Wood / Big Sleep
Bluebell Wood・・ビッグ・スリープ唯一のアルバム。アイズ・オブ・ブルーの発展型だけあってクラシカルで耽美的なメロディ・ラインはしっかり継承されており、ストリングスも導入したそのサウンドは限りなく淡く儚い夢を紡ぎ出す。・・ 深見淳 より引用 p86

Breathless / Camel
Breathless・・メル・コリンズが正式加入し、6人編成となったキャメルの7thアルバムは、中期の傑作と言えるぐらい完成度の高い作品である。・・ 松崎正秀 より引用 p15

Moonmadness / Camel
Moonmadness・・ジャケット・デザイン同様にサウンドもファンタジックで美しいメロディの楽曲で構成され、メロトロンに替わりストリング・アンサンブルが多用されている。・・ 松崎正秀 より引用 p14

The Snow Goose / Camel
The Snow Goose・・デヴィッド・ベッドフォードによってアレンジされたオーケストラ・サウンドを前面にフィーチュアし、ファンタタジックかつドラマティックなサウンドでストーリーを音楽で忠実に再現しており、正に架空のサウンドトラックと言える作品だ。・・ 松崎正秀 より引用 p14

Voice / Capability Brown
Voice・・ハーモニー重視のポップ指向が強く出たA面とB面全部を使い、ハーモニー・パートをシンセ、メロトロン、果てはリュートまで使ったインスト・パートで紡いだ大曲のコントラストは見事!・・ 深民淳 より引用 p87

For Girls Who Grow Plump In The Night / Caravan
For Girls Who Grow Plump In The Night・・よりバンドのアンサンブルを重視しメロディアスな方向性を打ち出した本作は、完成度が高く"グレイとピンクの地"と並び称される。・・ 深民淳 より引用 p19

Dancing On A Cold Wind / Carmen
Dancing On A Cold Wind・・フラメンコの熱いリズムとうなりを上げるグラスコックの b のコラボレーション、荒涼とした心象風景を描き出すアコースティック・パートの落差が生み出すその世界には独自の美意識が感じられ強く印象に残る。・・ 深民淳 より引用 p88

Fandangos In Space / Carmen
Fandangos In Space・・静と動の差が激しいそのサウンドはプログレッシヴ・ロック・ファンにも充分にアピールする。スペインの強い日差しが作り出す深い影の部分のような暗さを秘めているのが面白い。・・ 深民淳 より引用 p88

Phantasmagoria / Curved Air
Phantasmagoria・・声量の少ないクリスティーナを生かしたフォーク的アプローチの曲が増え、独特の気品まで感じるようになって来たから大したものだ。・・ 深民淳 より引用 p73

Curved Air Second Album / Curved Air
Curved Air Second Album・・エッジの立ったシンセの攻撃的な側面とヴァイオリンのクラシカルでメロディアスな側面が、曲中で鬩ぎ合うレンジの広いスリリングな演奏ながらどこか醒めていて冷ややかな感触を持つそのサウンドは、このバンドならではのものだった。・・ 深民淳 より引用 p73

The Polite Force / Egg
The Polite Force・・プロデューサーにJAZZからROCKまでなんでもこなす時代の重要人物、N.スレイヴェンを迎えた2nd。屈折度は更に増し、より前衛的なサウンドへと変化。・・ 深見淳 より引用 p91

Brain Salad Surgery / Emerson Lake And Palmer
Brain Salad Surgery・・オルガンはもちろんのこと本作ではほとんどメイン楽器として使われるモーグ・シンセサイザーの使い方はまさにロック。この後のプログレ・バンドはみんなこれを真似するのだ。世界のプログレ評価基準を一気に高くした超絶盤だ!・・ 深民淳 より引用 p22

Pictures At An Exhibition / Emerson Lake And Palmer
Pictures At An Exhibition・・結成当初からレパートリーに入っていたムソログスキーの『展覧会の絵』。ナイス時代からの素材だったのだろうが、ここでは完全に喚骨奪胎、破壊的なまでに美しいEL&Pメイドの別物に仕立て上げた。・・ 深民淳 より引用 p21

Tarkus / Emerson Lake And Palmer
Tarkus・・バンドの整合感よりも個性がぶつかり合って高次元のエネルギーを生み出す。想像上の怪物、タルカスはEL&Pそのものだ。・・ 深民淳 より引用 p21

Emerson Lake And Palmer / Emerson Lake And Palmer
Emerson Lake And Palmer・・若く野心的な3人のアーティストは全編、独自の美意識と止めることのできないエネルギーの放射に満ちた破壊衝動と創造性が同居する研磨前の原石の鈍い輝きを放つアルバムを造り上げた。・・ 深民淳 より引用 p21

Garden Shed / England
Garden Shed・・メンバー全員によるヴォーカルはそれぞれの声質を活かして表現の幅を拡げ、確かなテクニックによる演奏と見事なアレンジ能力によってそれらのバンドを凌駕する部分も多々ある。特に、メロトロンの効果的な使い方は特筆すべきものがある。・・ 松崎正秀 より引用 p75

Danse Macabre / Esperanto
Danse Macabre・・緩急をうまくつけたドラマティックで緊張感溢れるサウンドに変化し、スケールアップを果たしたが前作の軽さも捨てがたかったと思う。よくまとまった作品ではあるが、目まぐるしくて疲れるという欠点もあり。・・ 深民淳 より引用 p91

Modern Masquerades / Fruupp
Modern Masquerades・・4枚中最も垢抜けたサウンドに仕上がっており、ブラスやストリングの導入の仕方も最も派手。・・ 深民淳 より引用 p94

Selling England By The Pound / Genesis
Selling England By The Pound・・ガブリエルの幻想的な歌詞はより磨きがかかり、インスト面でも高度なテクニックによるソロが強調され、ハケットやバンクスのソロが最もフィーチャーされた作品となっている。・・ 松崎正秀 より引用 p26

Foxtrot / Genesis
Foxtrot・・前作の延長線上にありながらもバンドの著しい成長を感じさせるこの4thアルバムはバンドの初期の代表作。・・ 松崎正秀 より引用 p25

Nursery Cryme / Genesis
Nursery Cryme・・マザーグースに影響されたロマンティック&シニカルな歌詞、そして幻想的でドラマティックなインストゥルメンタル・パート。ジェネシスはこのアルバムでバンドとしてアイデンティティを確立した。・・ 松崎正秀 より引用 p25

Gentle Giant / Gentle Giant
Gentle Giant・・ビジネス的成功を収めることは出来なかったが静と動の調和が取れた複雑な曲展開と変拍子、そして叙情的なメロディという彼らの特徴がこのデビュー・アルバムで形成されている。・・ 松崎正秀 より引用 p36

This Is...Gracious!! / Gracious
This Is...Gracious!!・・相変わらず前のめりのリズムは健在でメロトロンも吠えるハードなプログレ・サウンドが堪能できる。・・ 深民淳 より引用 p95

Once Around The World / It Bites
Once Around The World・・鬼才スティーヴ・ヒレッジをプロデューサーに迎えて制作された2ndアルバムはプログレッシヴ・ロック色がより強まる。・・ 松崎正秀 より引用 p167

Released / Jade Warrior
Released・・繊細で煌めくアコースティック・パートを期待したいところだが不釣合いなヘヴィなギターや重いリズムが半分以上を支配する結構ヘヴィな印象が先に来る。展開や構成で成長著しいが全体的に突き抜けないハード・ロック的なサウンドへと移行。・・ 深民淳 より引用 p99

Jade Warrior / Jade Warrior
Jade Warrior・・ポップでサイケデリックなジュライから変貌を遂げたサイケでフォークでワールド・ミュージックが混じり合ったフォーク・ベースのプログレッシヴ・バンド・・アシッド・フォーク系のようにどんよりしてはおらず、素直に聴けるサウンドながら、今聴くとちょっと古くさい印象は拭えないねぇ。・・ 深民淳 より引用 p98

Waiters On The Dance / Julian Jay Savarin
Waiters On The Dance・・サヴァリンの叙情的なオルガンをメインにしたオールド・スタイルのプログレだが曲が印象的で平均は軽く超えている。・・ 深民淳 より引用 p109

Kestrel / Kestrel
Kestrel・・プログレ色は一歩引っ込んだ感じ作ってあるが突然メロトロンの大洪水となったり裏で鳴っているキーボードのセンスが良かったりと聴き所満載。・・ 深民淳 より引用 p101

Mandalaband / Mandalaband
Mandalaband・・”イエスを越えた”がキャッチ・フレーズ。確かにイエスっぽいところもあるが、各人のテクニックよりも構成とメロディ配置で聴かせるタイプ。・・ 深民淳 より引用 p102

Arena / Marsupilami
Arena・・バタバタしたリズム・セクション、状況など考えずにどんどん切り込んでくるフルートや管楽器等妙に熱気に満ち溢れたそのサウンドは一種暑苦しささえ感じるものだ。この2ndではキャメルのピーター・バーデンスがプロデュースを担当。古代ローマに題材を得たコンセプト・アルバムに仕立て上げた。・・ 深民淳 より引用 p103

A Jug Of Love / Mighty Baby
A Jug Of Love・・1stアルバムも好きだが、この2ndアルバムは秀逸。英国版グレイトフル・デッドと言ってもいいような、止めどなく流れるギターとしっとりしたメロディが印象的なメロウなロック。・・ 深見淳 より引用 p143

Five Miles Out / Mike Oldfield
Five Miles Out・・前2作が小作品で構成されていたのに対し、再びアナログの片面を占める25分にわたる大作①を制作し、トラッド・フォークの要素を巧みに取り入れて仕上げている。2曲目以降は一転してポップな作品でシングル・ヒットする。・・ 松崎正秀 より引用 p46

Incantations / Mike Oldfield
Incantations・・前3作での制作手法を踏襲しているものの、アフリカン・リズムをより強調し、オーケストラや管楽器を導入、さらにはエレクトリック楽器を大幅にフィーチュアすることにより、スケール感を大きくすると共にポップ・ミュージックの要素までも融合させている。・・ 松崎正秀 より引用 p45

Ommadawn / Mike Oldfield
Ommadawn・・音楽を通して人間と自然と宇宙を三位一体とさせるイマジネイティヴな世界を創り出した。・・ 松崎正秀 より引用 p45

Hergest Ridge / Mike Oldfield
Hergest Ridge・・聖歌隊やストリングスなども導入され、スケール・アップされた。とはいえ、イギリスの田園風景を想像させるトラッド・フォークをベースにした素朴で美しいメロディは変わらない。・・ 松崎正秀 より引用 p45

Tubular Bells / Mike Oldfield
Tubular Bells・・パート1と2からなる48分の大作は牧歌的なメロディをミニマル・ミュージックの手法で仕上げたもの。プログレッシヴ・ロック自体がテクニカルで複雑な曲展開という方向性に向かう中、敢えてオールドフィールドは独特の感性によってそれに反する作品で成功を収めた。・・ 松崎正秀 より引用 p44

All Dressed Up And Nowhere To Go / Neil Harrison
All Dressed Up And Nowhere To Go・・ポール・マッカートニーやギルバート・オサリヴァンに通じる純英国的ポップ・センスと、ちょっと地味目だが良く書けている楽曲がとにかく素晴らしい。・・ 深見淳 より引用 p164

To Markos III / Nirvana
To Markos III・・ソフト・ロック・グループとしては頂点を極めた3rdアルバム。ジャケットも人気の2ndアルバムに比べると影が薄い作品だが、曲の出来、曲並び、女性ヴォーカルの効果的な導入などすべてが完璧。・・ 深見淳 より引用 p169

Penguin Cafe Orchestra / Penguin Cafe Orchestra
Penguin Cafe Orchestra・・古典音楽と現代音楽の両方を学んだ今は亡き俊英サイモン・ジェフスを中心としたアコースティック・アンサンブル。・・西洋音楽と民俗音楽の融合という目的が完璧に結実している。日本ではCMに使用され好セールスを挙げた。・・ 松崎正秀 より引用 p143

Animals / Pink Floyd
Animals・・ハードでブルージィなエレクトリックとアコースティックの両方のギターが全曲でフューチュアされ、ピンク・フロイドの作品の中では最もヘヴィな響きである。・・ 松崎正秀 より引用 p50

Wish You Were Here / Pink Floyd
Wish You Were Here・・前作の予想外の成功というプレッシャーと様々なトラブルからバンドは若干の混乱を来たすが、バンドは2年の歳月をかけて新作を完成させる。・・ 松崎正秀 より引用 p50

The Dark Side Of The Moon / Pink Floyd
The Dark Side Of The Moon・・”日常に潜む狂気”をテーマとし、アナログ両面を使ってメドレー形式で表現するトータル・コンセプト・アルバムとして完成された。当初アルバム・タイトルは『Eclipse』となる予定であったが何度も変更になり、最終的に作詞を手掛けたウォーターズのアイデアでこのタイトルとなった。演奏、構成、コンセプトが絶妙なバランスで融合し、高次元なサウンドを構築している。・・ 松崎正秀 より引用 p49

Obscured By Clouds / Pink Floyd
Obscured By Clouds・・数多く収録されているアコースティック・ナンバーも素朴ながはらも心地よい仕上がりとなっている。オープニング・ナンバーでバンドはシンセサイザーをサウンドの中心として使用しており、これは次作の収録曲での全面的使用へと発展していくことになる。・・ 松崎正秀 より引用 p49

Meddle / Pink Floyd
Meddle・・スタジオ・ワークにかける時間が増大した結果、様々なアイデアが着々と彼らのオリジナリティとなり、壮大なスケール感を持つ大作を創り出す原動力となった。それは最高傑作となる『TDSOTM』への布石となっている。・・ 松崎正秀 より引用 p49

Atom Heart Mother / Pink Floyd
Atom Heart Mother・・全英チャートで初のNo.1を獲得したこの5thアルバムは、プログレッシブ・ロック・バンドとしてのピンク・フロイドの人気を確立させた傑作。アナログ盤の片面全てを使ったアルバム・タイトル曲はオーケストラと混声合唱団をフィーチュアしたイマジネーション溢れる、ロックという概念を変えた名曲。・・ 松崎正秀 より引用 p50

Ummagumma / Pink Floyd
Ummagumma・・当初、メンバーのソロ・アルバムの制作が予定されていたが、結果、1枚はライヴ・アルバム、そしてもう1枚はそれぞれのメンバーのソロが収録され、バンドのアルバムとしてリリースされることとなった。・・ソロ・ナンバーを収録したスタジオ部分は実験色の強い内容となっている。その中でもキーボードのリック・ライトによる⑤の出来は素晴らしい。・・ 松崎正秀 より引用 p48

More / Pink Floyd
More・・バンドが正式に4人となって活動し始めたということもあり、バンド自らが初めてプロデュースしたアルバムである。映画のBGMとして使用されることを意識したせいか、小作品13曲で構成されている。粗削りな内容ではあるが、僅か1週間で作られたとは思えない仕上がりである。・・ 松崎正秀 より引用 p48

A Saucerful Of Secrets / Pink Floyd
A Saucerful Of Secrets・・シド・バレットが在籍時の音源に、新加入のデヴィッド・ギルモアが加わって制作された、実質的に5人編成によるピンク・フロイドの作品。インストゥルメンタル面では前作のイメージを残しつつも、よりサイケデリックでスペイシィなサウンドとなっている。・・セールス的にも前作を越え、バンドは新たな世界へ向かう。・・ 松崎正秀 より引用 p48

The Piper At The Gates Of Dawn / Pink Floyd
The Piper At The Gates Of Dawn・・このアルバムでは、デビュー当時の'60年代のブリティッシュ・ポップとサイケデリック・ミュージックが微妙な状態で融合し、独特な音宇宙を形成している。・・天才でありながらもアルバム・リリース後のアメリカ・ツアーでの音楽ビジネスのプレッシャーから逃れるべくドラッグを多用し、結果シド・バレットは、精神障害を起こし突如脱退することとなり、オリジナル・メンバーによる唯一の作品となる。・・ 松崎正秀 より引用 p47

Grand Hotel / Procol Harum
Grand Hotel・・没落する英国の落日の姿を具現化したそのサウンドは退廃的であり、熟成されたブランデーの様に芳醇だ。オーケストラの導入も堂に入り、そのクラシカルなアプローチは頂点に達し、楽曲の完成度、アレンジどれをとっても最高水準。・・ 深見淳 より引用 p80

As Your Mind Flies By / Rare Bird
As Your Mind Flies By・・妙に引っかかりがない曲が気になるが迫力は増しているし構成もしっかりしている。でも、頭で考えたことを単に実行するだけではフックに欠けるんだよなぁ・・・・・・・・ 深民淳 より引用 p107

Novella / Renaissance
Novella・・荘厳なイントロに導かれ、ミュージカルを想わせるアニーの歌、そして壮大なシンフォニック・ロックへと変貌する⑤などルネッサンス・ミュージックはこのアルバムで頂点を極めており、2ndと並ぶ傑作である。・・ 松崎正秀 より引用 p56

Turn Of The Cards / Renaissance
Turn Of The Cards・・バンドの影のリーダーであり、楽曲の大半を手掛けているダンフォードが正式メンバーとして加わり、新興レーベルBTMへ移籍しての第1弾。基本的には前作の延長線上にある内容であるが、オーケストラを前面にフィーチュアし、ルネサンス・サウンドをよりゴージャスなものにしている。・・ 松崎正秀 より引用 p55

Ashes Are Burning / Renaissance
Ashes Are Burning・・トラッド・フォークとクラシックは微妙なアレンジで調和を遂げ、華麗なオーケストレーションをバックにジョン・タウトのアコースティック・ピアノがドラマティック演奏を繰り広げる。・・メロトロンやシンセなどを使用せずにシンフォニックなプログレッシヴ・ロック・サウンドを創り上げた彼らの代表作であり、プログレッシヴ・ロックの名盤である。・・ 松崎正秀 より引用 p55

Prologue / Renaissance
Prologue・・メンバーを一新し、新たなデビューを果たした新生ルネッサンス。アニー・ハズラムのクリスタル・ヴォイスをメインにフィーチュアし、ジョン・タウトのクラシカルなアコースティック・ピアノとオーケストラによるダイナミックなサウンドによってデビュー・アルバムにしてバンドとしてのサウンド・コンセプトのベースを確立している。・・ 松崎正秀 より引用 p54

Illusion / Renaissance
Illusion・・前作の延長線上にあるこの2ndはインスト・パートが強調され、ホーケンのベートーヴェンに影響されたクラシカルなピアノがより前面にフィーチュアされた楽曲も大作が半分を占めている。・・バンドはアルバム・リリース後、ツアーも無く自然消滅してしまう。・・ 松崎正秀 より引用 p54

Divisions On A Ground / Richard Harvey
Divisions On A Ground・・ロック色は全くなしのリコーダー作品集なのだが、意外に興味深く聴ける1枚。グリフォンの中世的なサウンドの元となるものを垣間見ることのできる作品となっている。・・ 深民淳 より引用 p97

1984 (Rick Wakeman) / Rick Wakeman
1984 (Rick Wakeman)・・カリズマに移籍しての第1弾。文芸シリーズ復活で今回は、ジョージ・オーウェルのデストピア小説『1984』をモチーフにしている。再びオーケストラとの共演を果たしているのだが、チャカ・カーン、ジョン・アンダーソン、スティーヴ・ハーレイ等のヴォーカルをフィーチュアした作りは原作の絶望的な暗さとは異なるもの。・・ 深民淳 より引用 p68

Barrett / Syd Barrett
Barrett・・バレットの2作目は再びギルモアとライトの二人の旧友がプロデュースにあたり、ハンブル・パイのメンバーやギルモアの友人が参加して制作に入る。しかし、この時点でバレットのドラッグ使用による後遺症の精神異常がかなりひどいもので、レコーディングは困難を来したが完成にこぎつける。・・ 松崎正秀 より引用 p52

The Madcap Laughs / Syd Barrett
The Madcap Laughs・・このアルバムはたった3回のレコーディング・セッションで仕上げられたものだが、そこには狂気をさまよったバレットの言葉で表現しがたい夢想の世界が音楽となって広がっている。・・ 松崎正秀 より引用 p52

Fantasy / T2
Fantasy・・『Bloomland』発表直後の音源。曲の出来はワンランク下がるが聴く価値はまだある。g主体のハードな側面とkbd主体のドラマティックな対比は健在なのだが、いろいろな人が指摘するようにメロトロン他後で被せた可能性は強い。・・ 深民淳 より引用 p112

It`ll All Work Out In Boomland / T2
It`ll All Work Out In Boomland・・名作!つんのめるような性急なヘヴィ・リフを持つハードな面とメロトロン他kbdが活躍する叙情的なパートの対比の妙、楽曲の良さ、多くのファンの妄想を引き起こすアートワーク全部ひっくるめて良い!・・ 深民淳 より引用 p112

In Search Of The Lost Chord / The Moody Blues
In Search Of The Lost Chord・・オーケストラに替わってメロトロンを導入、さらにメンバー自身が全ての楽器を駆使して制作するという意欲作。・・ 松崎正秀 より引用 p39

Days Of Future Passed / The Moody Blues
Days Of Future Passed・・オーケストラとの共演によりドヴォルザークの"新世界"をイメージし、人間の一生を一日にたとえたコンセプト・アルバムで、ロックとクラシックの融合を目指した作品となった。・・ 松崎正秀 より引用 p39

Is A Friend / The Parlour Band
Is A Friend・・フォーク・ロックとプログレの中間を行く例えばファンタジーなんかと近いテイストを持つバンド。・・いなたい演奏に抜けの悪いハモンドの音色、煮え切らないコーラスが織りなす情景はまさに田園プログレ。・・ 深見淳 より引用 p105

Music From Macbeth / Third Ear Band
Music From Macbeth・・元々暗いマクベスなのにポランスキー・ヴァージョンはもう救いようがなく暗くて、必見の映画(笑)全編に満遍なくこのアルバムの曲が散りばめられており効果的に使われているが、アルバムとしては散漫な印象を受けますね。歌入りの⑨は名曲ですが・・・・・ 深民淳 より引用 p59

Third Ear Band / Third Ear Band
Third Ear Band・・メル・デイヴィスが女性チェロ奏者のウルスラ・スミスに替わっての2ndアルバムは地球の4大エレメント(天、地、火、水)をテーマにしたコンセプト・アルバム。基本的な方向性は前と変わらないがより整理が行き届いて聴きやすくなっているのと、コンセプトを立てることでその音楽に付加価値をつけたところが賢かった!・・ 深民淳 より引用 p146

Alchemy / Third Ear Band
Alchemy・・元祖チェンバー・ロックとでも申しましょうか・・・。東洋もヨーロッパもすべて取り込んだ奇妙なリズムとオーボエ、ヴァイオリンが導き出す不安定なメロディ、呪詛的かつ催眠的な音楽構成とオリジナリティは非常に高い。・・ 深民淳 より引用 p146

U.K. / UK
U.K.・・4人のメンバーの驚異的なテクニックに支えられ、複雑に入り組みながらも一部の隙も無い完成度の楽曲。ここにはプログレッシブ・ロックの概念の全てが凝縮されている。・・ 松崎正秀 より引用 p82

90125 / Yes
90125・・T.ホーンが本業のプロデュースにまわり紆余曲折を経てなんとか完成に漕ぎ着けたら、なんと'80年代のロックを象徴する大ヒット作となった。モダンでソリッドな新しいイエス像を確立。・・ 深民淳 より引用 p61

Tormato / Yes
Tormato・・電球の明かりからいきなり蛍光灯に変わったかのような印象を受ける作品で、全体に光が行き渡った分、見えなくてもいいところまで見えてしまった問題作。・・ 深民淳 より引用 p61

Going For The One / Yes
Going For The One・・歴史的に見ればヒット作だしアンダーソンが究極のイエスと称した⑤も入っているがなぜか重厚さに欠け、皮相的に感じる部分もある。ウェイクマンが音だけ新しくなっても昔からのイエスに固執しているように思えるのだ。・・ 深民淳 より引用 p60

Relayer / Yes
Relayer・・元々セッションマンでソロ以外のパートでは全体を包み込むようなプレイが多かったウェイクマンに対しモラーツのプレイはより直線的でハウのギターと所々真っ向からぶつかる攻撃的なプレイや後にソロで大々的にフィーチュアされる南米ブラジルのリズム・パターンもバンドに持ち込み、全体的に従来よりもソリッドでリズミカルなイエス・サウンドに変貌させた。・・ 深民淳 より引用 p60

Tales From Topographic Oceans / Yes
Tales From Topographic Oceans・・これだけの長尺曲を一から作り上げたことが奇跡的。アンダーソンの執念にハウが乗って一気に書き上げたのだそうだ。テーマはあってもあまりに観念的なその世界観と難解な曲想に残りのメンバーは懐疑的になり、崩壊の第1幕にもなった。・・ 深民淳 より引用 p60

Close To The Edge / Yes
Close To The Edge・・アンダーソン&ハウのメイン作曲チームの作り出した骨子に各メンバーがバラバラに作ったパーツを加え壮絶な集中力で再構成し大曲に仕上げたロック史に残る力業が本作。・・ 深民淳 より引用 p59

Fragile / Yes
Fragile・・アートワークも含め、まず圧倒して次に考える余地を与える、この匙加減が彼らのパブリック・イメージを高めた。・・ 深民淳 より引用 p59

The Yes Album / Yes
The Yes Album・・ギターがキーボードのような役割を果たしたりベースがギターのように活躍したり複雑に入り込み表現の限界を超えるイエス・ワールドはここでその方程式をほぼ確立。・・ 深民淳 より引用 p58


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